エクセルマクロVBA 条件分岐 If Then Elseステートメント

条件によって処理する内容を変更することを、条件分岐といいます。

条件分岐で、マクロの流れをコントロールすることができます。

「エクセルマクロVBA　条件分岐　If　Then　Elseステートメント」

１．If～Then～Elseステートメント

（１）使い方

①Ifの後に記述する条件は、その結果が「True」か「False」になる数式、文字列式を指定

②結果が「Null」の場合は、「False」

③条件が「True」の場合、「Then」以降のステートメントを実行

④条件が「False」の場合で、さらに条件がある場合、「ElseIf」ステートメントを記述

⑤条件に合致しない場合、「Else」以降に記述

⑥条件分岐の終了には「End If」を記述

（２）コード

If condition then

 〔statement］

〔ElseIf condition-n Then

〔elseifstatements］

〔Else

〔elsestatements］］

End If

（３）例文

入力されている値によって表示するメッセージを変えたい

①セル「B2」の値が「1」の場合「No1」

②セル「B2」の値が「2」の場合「No2」

③それ以外の場合「NG」

Sub sample()

 If Worksheets("Sheet1").Range("B2").value=1 Then

  MsgBox "No1"

ElseIf Worksheets("Sheet1").Range("B2").Value=2 Then

  MsgBox "No2"

Else

  MsgBox"NG"

End IF

End Sub

（４）エクセルVBEに記述

　①プログラム記述

If Then Elseステートメント

　②実行結果

If Then Elseステートメント

条件分岐If～Then～Elseステートメントについて説明しました。