CELF、RPA、エクセルによる業務改善記録

CELF、RPA、エクセルをより多くの方に便利に使っていただきたい!!

エクセルマクロVBA 条件分岐 Select Caseステートメント

条件によって処理する内容を変更することを、条件分岐といいます。

条件分岐で、マクロの流れをコントロールすることができます。

 

「エクセルマクロVBA 条件分岐 Sekect Caseステートメント

 

1.Select Caseステートメント

 

(1)使い方

①Select Caseステートメントは、条件の値によって複数ブロックのいずれかを実行

②2つ目以降の「Case」の後に記述された値と条件が一致したときにそのあとを実行

③条件がどのブロックの値とも合致しないときに「Case Else」以降に記述

④条件分岐の終了には「End Select」を記述

 

Caseステートメントには、「3To6」のように、Toキーワードを使用して範囲を指定することもできます。

また、条件にオブジェクトを使用するときには、Is演算子を使用します。 

 
(2)コード

 

Select Case testexpression

 〔Case expressionlist-n

 〔statement-n]・・・

〔Case Else

〔elsestatements]]

End Select

 

(3)例文

 

入力されている値によって表示するメッセージを変えたい

①セル「B2」の値が「1」の場合「No1」

②セル「B2」の値が「2」の場合「No2」

③セル「B2」の値が「3~6」の場合「No3~6」

 ④それ以外の場合「NG」

 

Sub sample()

 Select Case Worksheets("Sheet1").Range("B2").value

 Case 1  

 MsgBox "No1"

 Case 2

  MsgBox "No2"

 Case 3 To 6

  MsgBox"No3~6"

 Case Else

 MsgBox "NG"

End Select

End Sub

 

(4)エクセルVBEに記述

 ①プログラム記述

f:id:miulovininy:20200422090102p:plain

Select Caseステートメント

 ②実行結果

f:id:miulovininy:20200422090138p:plain

Select Caseステートメント


 

条件分岐ISelect Caseステートメントについて説明しました。