株式投資3つの基本 その3需給の確認テクニック!!
株式投資の3つの基本は以下の通りです。
(1)業績
(2)割安さ
(3)需給
このうち、割安さを確認するテクニックについて説明します。
「株式投資3つの基本 その3需給の確認テクニック!!」
1.チャートを読む
需給状況の判断にはチャートが役立ちます。
結論から言うと、横ばいトレンドか上昇トレンドならば需給は良好、下降トレンドならば需給は悪いと判断できます。
また、上昇トレンドでも過熱感が見えるようならば需給が悪化する兆しと見られます。
最も重要なことは、下降トレンドの銘柄を避けることです。
下降トレンドとは、株価が上下動しながらも、結局は安値更新してしまう、という動きを繰り返している状態です。
ある程度上昇するときもあるのですが、少し上昇すると売りがどっと出てきてしまい、結局は安値を更新してしまうのです。
こうした状態は、売りたい人が多くて、「安値更新した値段でもいいから売りたい」という投げ売りが出続けているからと考えられます。
2.下げ止まってから検討
株の世界には、「落ちてくるナイフは拾うな」という格言があります。
落ちてくるナイフをキャッチしようとすれば、手をけがしてしまいます。
きちんと地面に突き刺さり、ナイフの震えが止まったところで、ゆっくりとナイフを地面から抜くべきなのです。
株も同じで、下げている最中の下部には近づかず、下げ止まった状態となってから買いを考える方が安全です。
下降トレンドが終わり、横ばいの動きになったということは、「安値更新してまで投げ売りしよう」という人たちの売りがほぼ出尽くしたことを意味します。
そして、横ばいの時間が長ければ長いほど、休養充分の状態となります。
こういう状態のところで、なにかきっかけがあれば株価がスルスルと上昇しやすくなるのです。
3.13週と26週の移動平均線で株価トレンドはわかる
チャートの形よりもう少しハッキリと需給状況を計るためには移動平均線を使うといいでしょう。
どの機関の移動平均線を使うのがいいかは投資スタンスによりますが、数か月程度の期間でゆったり売買するのであれば13週移動平均線や26日移動平均線が適しています。