CELF、RPA、エクセルによる業務改善記録

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株式投資基礎 三拍子そろった株を見つけるには!!

(1)業績が良く

(2)割安で

(3)チャートが良い

という条件の株が上昇しやすく、特に上方修正などのサプライズがあると、それが上昇のスタート地点になりやすいという点については説明しました。

そうした条件を備えた株をどのように探したらいいのでしょうか。

 

株式投資基礎 三拍子そろった株を見つけるには!!」

 

1.年4回の業績発表は投資チャンスの宝庫

 

投資家として最も多くのチャンスを見つけられるのが会社の業績発表です。

会社が発表する業績の情報は、まず、日経新聞やネット証券のニュース、アプリなどで確認することができます。

それらの記事では売上や経常利益などポイントがごく簡単に伝えられていますので、業績を伸ばしている企業や上方修正している企業がないかざっと目を通してみましょう。

有望株を探す手がかりがたくさん見つかるはずです。

 

上場企業は、基本的に年4回業績発表をします。

3月決算の会社であれば、3月期末から45日以内に本決算を発表することになっており、4月末~5月半ばが3月決算企業の本決算発表シーズンとなります。

 

本決算というのは、決算年度が1年間終了して、最終的にどのような結果になったかを発表するものです。

それと同時に、新しく始まった年度の予想数字も発表します。

この本決算で新年度予想を出した後は、3か月ごとに途中経過を発表していきます。

最初の3か月目では第一四半期決算、6か月目は中間期決算、9か月目には第三四半期決算を発表し、1年たつと本決算発表となります。

 

第一四半期、第二四半期、第三四半期などの途中経過の報告では、会社が最初に発表した計画が順調に進捗しているかを確認していきます。

そして、予想以上に順調であれば、会社側は業績予想を上方修正しますし、予想よりも不調であれば下方修正しますので、こうした「業績修正」には特に注意が必要です。

 

2.日経の「本決算記事」は3年分の業績いトレンドがわかる

 

では、企業の業績発表が日経新聞でどのような形で伝えられるのでしょうか。

投資家が日経新聞を読むときに、一番読まれているのは「マーケット総合欄」でしょう。

前日の株式市場などの様子やマーケットデータなどがまとまっているからです。

 

その1ページ前をめくると、「投資・財務欄」があります。

ここに企業の決算情報のポイントが掲載されています。

この欄では、上場企業の決算情報のポイントが網羅的に掲載されていて、注目度の高い企業については少し詳しい解説記事もあります。

本決算を伝える記事では3年分の数字が並んでおり、真ん中は終了したばかりの年度の数字、その上はその前の年の数字、下は新しく始まった年度の予想お数字です。

3年分の数字が並んでいることで、売り上げや経常利益が順調に拡大しているかどうか判断することができます。

 

こうしたデータにざっと目を通し、業績トレンドのよさそうな銘柄を探しましょう!!