株式投資基礎 流動負債と流動資産を見比べて、資金繰りの状況を見よう!!
本来は実力のある企業なので、今の危機を乗り越えれば、株価は何倍にも復活するのにというケースがあります。
こうした場合に投資家として確認すべきことはその会社の「資金繰り」です。
会社は資金さえ大丈夫なら倒産はしないからです。
今後はその確認方法を見ていきましょう。
「株式投資基礎 流動負債と流動資産を見比べて、資金繰りの状況を見よう!!」
1.流動負債を支払えるか流動資産と営業CFを見る
資金繰りを見るには、まず流動負債を見て、その金額を流動負債と営業CFなどで賄えるかを考えてみることです。
流動負債というのは1年以内もしくは営業サイクルの中で支払い・返済をしなければならないもの、つまり、「近いうちに支払い、返済をしなければならない金額」といえます。
そのお金を手当てできるかどうかは、まず流動資産を見ます。
流動資産というのは、1年以内もしくは営業サイクルの中で現金化できる資産だからです。
また、営業CFも支払いのために使えます。
営業CFはいわば、その会社の日銭であり、その額が充分プラスである場合は、資金繰りは安心です。